先日、朝早くからガーデニングに精をだしていた、、、

何をする とかを 考えながらというより

ただただ、、、無心に、、、

次から次へと、枯れ花・枯れ葉の手入れや鉢の移動をして
ふと気づくと 3時間が過ぎていた

一体なんなのだろうか、、、この感覚・・・

花の手入れをしながら
「 ふぅ~~~ 面倒くさいなぁ~~~ 」と
心の中でつぶやきながらも、次から次へと 手が動いていることがある

・・・自分でもちょっと不思議な感覚を体験することが多い

手入れが大変だから、、、「もう増やさない」と、思いながら、
挿し木をしたり、お買い得苗を手に取ってしまったり
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手入れを終えて一息ついた頃
     ふと、、、遠い記憶が蘇ってきた

そうだ

休みの日の朝早くから ラジカセから聞こえてくる演歌

庭の手入れをしながら カラオケの練習に励む母

「もう 朝っぱらから、うるさいなぁ・・・」と
耳を塞ぐように布団に潜り込む自分

母が手入れをしていた「庭」に
どんな花や植木が育っていたのかさえ記憶にないほどの無関心だった自分

強いていえば、、、
母の日にプレゼントをした「カーネーションの鉢植え」
【 紫陽花・ボケ・キンモクセイ 】位しか覚えていないほど

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物心ついて、庭のシンボルツリーと化した
「キンモクセイの香り」が気になるようになったとき、、、
祖父が植えたものだと聞いた記憶がある

今でも、キンモクセイの香りが漂い始める頃は
小学生の頃の秋の運動会を想い出す

体育しか?取り柄の無かった子供が、、、
自分の活躍を褒めてもらえて
徒競走で「1位の赤いリボン」を胸に付け
お昼には母親の手作りのお弁当を一緒に食べられることが嬉しかったから、、、かな

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そういえば、、、
【 チャンスガーデン 】と称して、花がドンドン増え始めたのは、、、
「母の年齢を越えてから」だと、気づいた

今更ながらの、超こじつけだけど

母がやり残した ガーデニング への想いを
私が代わりに受け継いでいるのかもしれないと思った


きっと、天国から「チャンスガーデン」を見下ろして
『 綺麗に咲いたね・・・ 』と、花見を楽しんでいるのだろうと思う。。。


だって、、、
「もう面倒くさいなぁ、、、何でこんな事やってるんだろう 」と脳裏に浮かんだ途端に

  鉢をひっくりかえして、土が散らばったり
    移動しようとした瞬間、手を滑らせて鉢を落として割れたり
      鉢に蹴躓いたり、枝に服を引っかけて鉢が倒れたり・・・


必ずといっていいほどに何かが起こって
やらなくてもいい余計な手間が増えることが多いんですもの


それがきっと、母からのメッセージなのかもしれない、、、
と、改めて心に刻んでおこうと思う

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これからは「母」のために
天国からの お花見 を楽しんでもらえるように
チャンスガーデンに、いっぱい花を咲かせようと決めたのでした

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なので、、、
私の 休眠期 もそろそろ終了